はじめまして! 数あるテニスサイトの中から、当ブログ「テニス戦術ラボ」を見つけてくださり、本当にありがとうございます。
このブログの管理人をしている「ぽんコーチ」です。
このページでは、僕がどんな想いでこのブログを運営しているのか、そして僕自身がどんなテニスプレーヤーなのか、少しだけ自己紹介をさせてください。
このブログの根幹にあるテーマは、「論理的に考えるテニス」です。
「テニスって、もっと感覚的なスポーツじゃないの?」
「理屈っぽくて難しそう…」
そう思われる方もいるかもしれません。
ですが、僕自身が「考えるテニス」によって救われ、テニスの本当の面白さに気づかされた経験から、このテーマにたどり着きました。
このページを読み終える頃には、きっとあなたも「考えるテニス」に興味が湧いてくるはずです。
少し長くなりますが、僕のテニス人生にお付き合いいただけると嬉しいです。
ぽんコーチのプロフィール
学生時代の戦績
- 地方大会シングルス優勝1回
- 地方大会ダブルス準優勝1回
- 地方大会シングルス3位1回
- 全国大会出場2回
テニス歴は10年です。
社会人でもテニスを続けています。
なぜ僕は「考えるテニス」を発信するのか?
僕がこのブログで一貫して「戦術」や「論理」の重要性を訴えているのには、明確な理由があります。 それは、僕自身がかつて、**「何も考えずに感覚だけでプレーする、本能型のテニスプレーヤー」**だったからです。
昔は感覚だけでプレーする本能型テニスプレーヤーでした
学生時代、僕のテニスは良くも悪くも「野生児」そのものでした。
難しいことは何も考えない。
コーチのアドバイスも、半分くらいしか聞いていない(笑)。
ただ、目の前に来たボールを、打ちたいコースに、思いっきり叩き込む!
それが僕のテニスであり、当時はそれが最高に楽しいと感じていました。
身体能力にもある程度は自信があったので、そのスタイルで勝てる試合もたくさんありました。
「このボールは、クロスに回り込んで逆クロスへ叩き込む!」
「このチャンスボールは、絶対にエースを取ってやる!」
頭で考えるより先に、身体が動く。
その感覚が気持ちよくて、自分のテニスに何の疑いも持っていませんでした。
戦術や配球なんて、二の次、三の次。
とにかく「自分の打ちたいボールを打つこと」が全てでした。
「このままじゃダメだ」本能テニスの限界と挫折
しかし、そんな本能任せのテニスは、あるレベルから全く通用しなくなりました。
格上の選手と対戦すると、面白いようにボールを散らされ、手も足も出ない。
自分の得意なショットは簡単に見透かされ、カウンターを浴びる。
競った場面になると、決まって同じようなミスを繰り返して自滅してしまう。
試合に勝てない日々が続きました。
あれだけ楽しかったテニスが、徐々に苦痛に変わっていきました。
「どうして勝てないんだ?」
「俺のテニスは、何がダメなんだ?」
答えの出ない問いが頭の中をぐるぐると回り、練習にも身が入らなくなりました。
一番悔しかったのは、自分より技術的には劣っているはずの相手に、頭脳プレーで負かされた時です。
僕はただがむしゃらにボールを打つだけ。
相手は僕の弱点や心理状態を巧みに利用して、ポイントを重ねていく。
その時、はっきりと悟りました。
「本能だけでテニスをしていても、これ以上は絶対に勝てない」
と。
このままではダメだ。
何かを変えなければ、テニスを嫌いになってしまう。
僕のテニス人生における、最初の大きな壁であり、最大の転機でした。
H2 勝利への探求心が生んだ「論理的テニス」という答え
挫折を味わった僕は、一度ラケットを置き、自分のテニスをゼロから見つめ直すことにしました。
H3 勝つためには何をすべきか?徹底的に考え抜いた日々
「なぜ、あの場面で僕はミスをしたのか?」 「なぜ、相手はあそこに打ってきたのか?」 「勝つためには、次のポイントで何をすべきか?」
僕は、今まで避けてきた「考える」という作業に、初めて真剣に向き合いました。
自分の試合をビデオで何度も見返し、一球一球の意図を分析しました。 プロ選手の試合を見ては、なぜその配球を選んだのか、その一打が次のポイントにどう繋がっているのかを研究しました。 テニス関連の書籍やDVDを読み漁り、戦術論やメンタルコントロールの方法を学びました。
それは、今まで僕がやってきた「身体で覚えるテニス」とは全く違う、地道で、頭を使う作業でした。 しかし、不思議と苦ではありませんでした。 むしろ、知れば知るほど、テニスというスポーツの奥深さに魅了されていきました。
テニスは、パワーやスピードだけで決まる単純なスポーツではない。 コートという盤上で、相手の思考を読み、自分の意図を隠し、二手三手先を読んで布石を打つ、知的なゲームなのだと気づいたのです。
H3 「考える」ことでテニスはもっと面白くなる!
論理的にテニスを捉えるようになってから、僕のプレーは劇的に変わりました。
一つ一つのショットに、「なぜ、そこに打つのか」という明確な意図を持つようになりました。
例えば、ただ何となく相手のバックハンドにボールを集めるのではありません。
「相手をバックサイドに追い込んで、オープンコートを作ってからフォアで叩く」
「浅いスライスで相手を前に誘き出して、足元に沈めるか、頭上をロブで抜く」
といったように、ポイントを取るまでの道筋を、頭の中で組み立てられるようになったのです。
もちろん、全てのプレーが思い通りにいくわけではありません。
しかし、意図を持ってプレーすることで、ミスの原因が明確になり、次のプレーに活かせるようになりました。
そして何より、テニスが以前よりも何倍も面白くなったのです。
相手との駆け引き、戦術の応酬。
自分の描いたシナリオ通りにポイントが取れた時の快感は、ただ本能でボールを叩いていた頃とは比べ物にならないほどの喜びがありました。
試合にも、安定して勝てるようになりました。
論理という武器を手に入れたことで、自分のプレーに自信がつき、格上の選手相手にも臆することなく立ち向かえるようになったのです。
テニスLABOで伝えたいこと
僕がこのブログを立ち上げたのは、過去の僕と同じように、伸び悩み、壁にぶつかっているプレーヤーの助けになりたい、という強い想いがあるからです。
戦術・メンタル・練習方法を論理的に解説
テニス戦術ラボでは、僕が挫折と研究の末にたどり着いた「論理的テニス」を、誰にでも分かりやすく、実践できる形で発信しています。
- 戦術:「なぜこの配球が有効なのか?」を状況別に徹底解説。
- メンタル:緊張やプレッシャーに負けないための具体的な思考法と対処法。
- 練習方法:弱点を克服し、強みを伸ばすための効率的で意図のあるドリル。
感覚的なアドバイスや、精神論で終わらせるつもりはありません。
「これをやれば、こう変わる」という明確な道筋を示し、あなたのテニスを次のステージへ引き上げるための、具体的な「武器」を提供します。
現在の活動と今後の展望
ジュニア選手のコンサルティングで未来の選手を育成
現在は、ジュニア選手のコンサルティングも行っています。
僕が指導しているのは、技術的なことだけではありません。
試合で勝つための戦術の立て方、相手の分析方法、そして何より「自分の頭で考える力」を養うことを重視しています。
僕が遠回りして気づいた「考えるテニス」の重要性を、若い世代に伝えられることに、大きなやりがいを感じています。
「テニス戦術ラボ」のこれから
このブログを通じて、一人でも多くのテニスプレーヤーが、
「テニスって、こんなに奥深くて面白いんだ!」
「考えることで、もっと強くなれるんだ!」
と感じてくれたら、それ以上に嬉しいことはありません。
これからも、僕自身の学びや経験を、惜しみなくこのブログで発信し続けていきます。
あなたからのコメントや質問も、いつでも大歓迎です。
一緒に「考えるテニス」を探求し、テニスをもっともっと楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 コートで、そしてこのブログでお会いできるのを楽しみにしています。